不可能を可能にするチーム

キャセイ・ホスピタリティー・マネージメントは映画「ミッション・インポッシブル」のホテル版と表現してもスタッフは皆それに納得するでしょう。ホテルコッツィ・高雄中山館がオープンして間もないころ中国観光客が激減し、それに代わる安定顧客の獲得がまだ出来ていない危機に直面し、営業チームにとって新たなマーケットの開拓がとても難しかった時がありました。とはいえ、私たちの素晴らしいブランド力をもって新規顧客の獲得ができないはずはありませんでした。わたしたちは常に思考を巡らせマーケティングの方法を変えながら営業チームの協力のもと、ホテルコッツィ・高雄中山館は2年足らずで会社の目標を達成することが出来ました。私は今でもその時の喜びと満足感を忘れることが出来ません。

 

劉墉(りょうよう)は、「超越自己」という本の出だしで「最強の相手は必ずしも他人ではない、自分自身かもしれない!私たちは他人を超える前に、自分自身を超えなければならない!」と書いています。まさにその通りです! 仕事をするうえで所得の他に、自分を超えることより喜びに値するものはないでしょう。

 

わたしはキャセイ・ホスピタリティ・マネージメントの一員であることを誇りに思っています。なぜならわたしたちは市場への挑戦を決して恐れず、目標を達成するために誰もが変化を受け入れて喜んで学ぶ姿勢を持っているからです。このチームにいるスタッフは皆、ホグワーツ魔法魔術学校の一員かもしれませんね、あなたも入学する心の準備が出来ましたか?

 

王淑蓉
営業部長

種から木へ:ゼロから始まったブランド物語

 

キャセイ・ホスピタリティ・マネージメント(CHM)は2012年に設立され、従業員数は当初の1桁から現在は数百にまで増えました。本社の準備オフィスの設立から5つの支店の設立と開幕から運営に至るまで、当社の難しい開発プロセスを間近に見ることが出来て幸いです。チームがブランドとその品質の維持のためにあらゆる努力と調整をすることにより、CHMは今日の市場における優れた業績を生み出すことができています。

 

CHMは、ブランドの掘り起し、人材育成、組織開発、システムの電子化、業務の拡大、効率の向上などあらゆる側面に取り組んでいます。キャセイ・リアルエステートグループによって作成された地元のホテルブランドですが、すべての設定と運用仕様は国際的な5つ星ホテルを標準としています。 例えばSOP、P&P、R&Rおよびその他の書面による情報、新しい支店への新規プロジェクトの確立などの詳細はすべて、完全な構造とガイドラインを持っています。 この点でもグループ運営の心がけがあらゆるところで見受けられ、ブランドが堅実で良好な基礎を築いているのがわかります。

 

ホテルコッツィ・台南西門館は私が約二年間かけて自身で手掛けたチームです。ここは他の支店とは異なり、グループで唯一のリゾート型ホテルとなっています。当ホテルは古都の雰囲気が色濃く漂う台南のベストロケーションに位置しており、台南グルメが集結し、交通アクセスにも便利で、親子が遊べる憩いの場所や特徴的な文化などさまざまな利点を兼ね備えています。グループの皆がガバナンス精神を継承し、マネージメントチームは自主性、チームワーク、創意工夫、規律厳守、パフォーマンスなどを重視し、モデル運営に重点を置いています。チームの暗黙の了解と協力に加えて、整然とした規範のおかげで、当館が三年という短い期間で今日の市場において確固たる地位を確立し、多くのお客様からの好評を得られています。

 

私はグループの一員であることをとても誇りに思っています。何もなかったところから今があるのは、チームの誰もが経験したキャリア開発中の貴重な体験です。振り返ればチームは努力して困難を乗り越え道を開きました。現在を把握し、改善に取り組み、未来を見据えてブランドをかかげ運営を多様化しました。チームメイトの中にはこの苦しい時期に立ち会えなかった者もいると思いますが、今こうしてチームとしてともにいる限り、誰もがこのステージで輝き、CHMと共に栄光を共有するチャンスがあります!

 

王冠傑
ホテルコッツィ・台南西門館
元ホテルディレクター

画期的に目標を達成する

ホテルは異なるメンバーで構成されたサッカーチームのようなもので、ホテルの本部長はコーチ―の役割に似ていて、メンバーが「勝利」するのを手助けする役割があります。私たちは宿泊・料飲・会議などのニーズにおいて部署間で緊密な連携をとり、お客様のために最善を提供する若さとエネルギーあふれるチームがあります。

私たちの考えは、需要を予算に入れ、適切な商品と適切な場所を提供することです。ホテルの客室稼働率が安定するにつれ、ホテルコッツィ・台北民生館、ホテルコッツィ・台北忠孝館は2017年に最高の営業実績を記録しました。これによりホテルは大きな変化を遂げました。対外的にはサービスの品質を高め、対内的にはスタッフ訓練を強化し、環境省のカーボンフットプリント検証を通じて地球環境を守る取り組みにもコミット。さらには会員プログラムにより顧客満足度調査を実施しています。GSSを使用して以来、ホテル利用者は48時間以内にフィードバックするようになり、これらの収集データによりわたしたちは顧客がホテル選択をした要因を知ることができ、今後の改善や戦略に役立ちます。

ホテルコッツィの規模は大きくはありませんが、温かみのある客室のインテリアは他のホテルのそれとは違い、ビジネスにも家族旅行にもロマンティックなデート旅行にも最適です。ホテル市場が飽和状態にある中で、ブランドの独自性とホスピタリティーを提供することが重要であり、私たちの最大の目標は「ブランド」精神を築き上げることにあります。

ブランドには運営、業務、マーケティングの3つが共同して作る目的が含まれます。ホテルコッツィ・台北民生館とホテルコッツィ・台北忠孝館は”いつでも思いやり、どこでも思いのまま”のサービス精神で5Cのブランド体験を提供しています。5CとはSleep Cozzi 、Eat Cozzi、Get Cozzi、Tech Cozzi & Stay Cozziの5つで、あらゆる角度からゲストに快適にお泊りいただけるように用意されたコッツィ流のおもてなしのことです。成功への近道はありません。私たちは、成果を上げるためには、懸命に働き、提案を受け入れ、細かなことを観察し、まじめに勉強しなければなりません。実際、私も毎日自分の仕事を楽しみ、モチベーションを保ちながらさまざまな課題に挑戦しています!

張雅亭
ホテルコッツィ・台北民生館/忠孝館
ホテルディレクター